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📋 この記事でわかること
- SCHDとはどんなETFか(VYM・HDV・SPYDとの違い)
- 配当利回り・増配率・経費率の実際の数字比較
- 私がSCHDを「今は買わない」と判断した理由
- どんな人にSCHDが向いているか
- 日本でSCHDと同じ指数に投資する2つの方法(SBI・楽天)
ねぇ、「SCHDってどうなの?VYMと比べてどっちがいい?」——これ、本当によく聞かれます。
私はVYM・HDV・SPYDの3本を楽天証券で保有しています。SCHDは保有していませんが、だからこそ「なぜ買わなかったのか」を正直に話せます。
SCHDとは?
SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)は、配当を10年以上継続している米国優良企業100銘柄に投資するETFです。運用会社はチャールズ・シュワブ。
VYM・HDV・SPYDが「高配当利回り」を重視するのに対し、SCHDは「増配の継続性と財務健全性」を重視した構成になっています。
4本の基本データ比較(2026年時点)
| 項目 | SCHD | VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|---|---|
| 配当利回り(目安) | 3.5〜4.0% | 2.8〜3.2% | 3.5〜4.0% | 4.0〜5.0% |
| 経費率 | 0.06% | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
| 配当頻度 | 年4回(四半期) | 年4回 | 年4回 | 年4回 |
| 銘柄数 | 約100 | 約550 | 約75 | 約80 |
| 過去10年増配率(年平均) | 約+11% | 約+6% | 約+5% | 約+3% |
| 日本での購入 |
直接購入不可 SBI・SCHD(SBI証券) 楽天SCHD(楽天証券) |
楽天・SBI | 楽天・SBI | 楽天・SBI |
SCHDの最大の特徴:「増配率」が群を抜いている
SCHDが注目される理由は、配当利回りの高さよりも「増配率の高さ」にあります。
例えば、今の配当利回りが3.5%でも、毎年10%ずつ増配が続くなら——10年後には「今の投資額に対して」約9%の利回りになります。これをYOC(Yield on Cost:取得価格に対する利回り)と言います。
✅ SCHDを選ぶメリット
- 増配率が高い → 長期保有でYOCが時間とともに上昇する
- 経費率0.06%(VYMと並ぶ最安水準)
- 財務健全・減配リスクが低い銘柄で構成されている
- テクノロジー偏重でないため、相場が荒れた時の安定感がある
私がSCHDを「今は買わない」と判断した理由
正直に言います。SCHDの設計思想は非常に魅力的です。でも、私が今買っていない理由は1つ——すでにVYM・HDV・SPYDで米国高配当ETFのポジションを持っているからです。
VYMはSCHDより銘柄数が多く(約550)、より広く分散しています。HDVはエネルギー・通信セクターに強い。SPYDは純粋に利回りを取りに行く設計です。この3本があれば、SCHDの増配特性の一部はVYMが補完できる、というのが私の整理です。
⚠️ SCHDを選ぶ際の注意点
- SCHDは日本の証券会社では直接購入できない(チャールズ・シュワブが日本向けに未登録のため)。日本で同じ指数に投資するには以下の2本を使う:
・SBI・SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド)→ SBI証券・信託報酬0.1227%
・楽天SCHD(楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド)→ 楽天証券・コース変更可 - NISAで米国ETFを買っても、米国現地課税10%は取り戻せない
- 「増配率が高い」は過去データ。将来の増配継続は保証されない
こんな人にSCHDが向いている
今からVYM系ETFを1本選ぶなら、SCHDは非常に有力な候補だと思います。
- 長期保有(20年以上)を前提にしている人:増配率の恩恵が時間とともに積み上がる
- VYM・HDV・SPYDをすでに持っていて4本目を探している人:増配特性の補完になる
- 今すぐの高利回りより10年後の利回りを重視する人:YOCが上がる設計に魅力を感じるなら
日本でSCHDに投資する方法:SBI・SCHD vs 楽天SCHD
SCHDは日本の証券会社では直接購入できませんが、同じ指数(Dow Jones U.S. Dividend 100 Index)に連動する投資信託が2本あります。SBI・SCHDと楽天SCHDです。
| 項目 | SBI・SCHD SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回) |
楽天SCHD 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド |
|---|---|---|
| 信託報酬(税込) | 約0.1227% ◎ 僅かに低コスト |
約0.1238% |
| 純資産総額 | 1,500億円超 (2025年7月時点) |
約1,250億円 (2025年2月時点) |
| 決算月 | 3・6・9・12月 | 2・5・8・11月 |
| 分配金コース変更 | ❌ 不可 購入時に要選択 |
✅ 可能 ◎ 後からでも変更OK |
| 主な購入先 | SBI証券 | 楽天証券 |
SBI・SCHDが向いている人
- SBI証券をメインに使っている
- 信託報酬の低さを優先したい
- 最初から再投資 or 受取を決めている
楽天SCHDが向いている人
- 楽天証券をメインに使っている
- 再投資↔受取の変更を後からしたい
- 楽天カード積立でポイントも貯めたい
💡 両方持つと「実質毎月」分配金が受け取れる
SBI・SCHDの決算月(3・6・9・12月)と楽天SCHDの決算月(2・5・8・11月)がずれているため、両方保有すると1・4・7・10月以外はほぼ毎月分配金を受け取れる体制になります。SBI証券と楽天証券を使い分けている方には有効な戦略です。
私の結論:SCHDは「次に買うETF候補筆頭」
今の私のポートフォリオにSCHDはありません。でも、次に米国高配当ETFを追加するなら、SCHDが最有力候補です。
増配率の高さは、長期投資家にとって「複利の友」になります。VYMとの違いは「今の利回り」より「10年後の利回り」への期待感——そこを重視するかどうかで選択が変わります。
📌 この記事のポイント
- SCHDは「増配率」が年平均+11%と群を抜く米国高配当ETF
- 経費率0.06%・財務健全100銘柄構成・長期YOC向上が強み
- VYM・HDV・SPYDと比べると「今の利回り」より「将来の利回り」重視の設計
- 今から1本選ぶなら有力候補・すでに3本持っているなら4本目として検討
※本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。投資は自己責任でお願いします。
※最終更新:2026年5月12日

