こんにちは、投資家ケンです。
「その注文、もう期限切れですよ」と言われて、証券会社の画面を開いたら、ちゃんと生きていた。
今月、これが2回ありました。🐕
- 自分の投資記録と、実際の口座がズレていた話(今月2回)
- ズレが起きた原因は「記録の手抜き」ではなく「記録の置き場所の多さ」だった
- 「約定メールが来ない=期限切れ」ではない、という当たり前の落とし穴
- 注文を複数出している人向けの、ズレを防ぐ3つの習慣
記録では「期限切れ」。画面では「注文中」
私はいま、買いの指値を10本以上出しています。
本数が多いので、どの銘柄にいくらで、いつまでの注文を出しているかは、ノートにまとめています。整理はAIにも手伝ってもらっています。
ところが今月、そのノートと実際の口座が2回ズレました。
| 記録に書いてあったこと | 証券会社の画面 | |
|---|---|---|
| 1回目 | 8本の指値が期限切れ | 数日前に出し直していて、全部「注文中」 |
| 2回目 | 2本の指値が今日で失効しそう | 2日前に出し直していて、「注文中」 |
どちらも、お金が減ったわけではありません。注文は、ちゃんと生きていました。
でも、ヒヤッとしました。もし記録を信じて「失効したなら、別の銘柄に回そうか」と動いていたら、同じお金で二重に注文を出していたかもしれないんですよね。
なぜズレたのか
振り返ると、原因は2つでした。
1回目は、記録の置き場所が2つあったこと。
出し直した注文番号は、メインのノートにはちゃんと書いてありました。でも、「いま待っていること」をまとめた別のメモのほうが、古い番号のまま残っていた。報告はそちらのメモを見て作られていたので、「期限切れ」になってしまいました。
家の中に時計が2つあって、片方だけ電池が切れていた、みたいな話です。
2回目は、画面で出し直したことを、私が記録に残していなかったこと。
9月は配当の権利が絡む月で、SBI証券では期限をうまく延ばせず、いったん取り消して出し直す必要がありました(この話は指値の期限切れは、同値で出し直す|SBI証券の落とし穴に書いています)。
取り消して出し直すと、注文番号が変わります。私は画面の上で出し直して満足してしまい、新しい番号を記録に伝えていませんでした。
「約定メールが来ない=期限切れ」ではない
もう一つ学んだのは、推理の落とし穴です。
約定すると、証券会社からメールが来ます。だから「メールが来ていない+期限の日になった=失効した」と考えたくなる。
でも、メールが来ないのは「約定していない」ことしか教えてくれません。失効したのか、出し直されたのか、取り消されたのかは、メールからは分からないんです。
分からないことは、分からないと書く。これ、投資の分析では気をつけているつもりだったのに、自分の注文の管理では抜けていました。
いま決めている3つの習慣
この2回を受けて、ルールを少し変えました。
| 習慣 | なぜ |
|---|---|
| ①注文を変えたら、注文一覧の画面をスクショして記録に貼る | 「出し直した」と書くより、画面そのものを残すほうが早くて正確 |
| ②記録の置き場所は、実質1か所にする | 他のメモは「どこを見ればいいか」だけを書き、数字を書き写さない |
| ③画面で確かめていないことは「未確認」と書く | 推理で「失効」「継続」と決めつけない |
どれも地味です。でも、注文が1本や2本なら頭で覚えていられても、10本を超えると、もう頭では追えません。
投資の記録は、あくまで口座のコピーです。原本は、証券会社の画面にしかない。コピーが原本より偉くなった瞬間に、ズレが生まれるんだと思います。
AIに任せていても、最後の確認は自分
記録の整理にAIを使っていると言うと、「全部任せているの?」と聞かれることがあります。
任せているのは、整理と計算です。でも今回のように、AIは「記録に書いてあること」から考えます。記録が古ければ、報告も古くなる。これはAIでも人でも同じです。
だから私は、AIで株を選んでも、最後は自分で疑うと決めています。今回は銘柄選びではなく、自分の注文の管理でそれを思い知りました。
- 今月、記録では「期限切れ」なのに、実際は「注文中」だったことが2回あった
- 原因は、記録の置き場所が2つあったことと、出し直した注文を記録に残していなかったこと
- 約定メールが来ないのは「約定していない」という意味だけ。失効したかどうかは画面でしか分からない
- 注文を変えたらスクショ、記録は1か所、確かめていないことは「未確認」
お金は減っていません。でも、こういう小さなズレが積み重なると、いつか判断を間違えます。管理は地味だけど、たぶん投資の本体なんですよね。🐾
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