📋 この記事でわかること
- 東京海上HDの株式分割(1株→15株)で、何が変わって何が変わらないのか
- 私の100株が1,500株になったときの、取得単価と配当の見方
- 新しくできた株主優待の条件と、1,500株あってもすぐには受け取れない理由
こんにちは、投資家ケンです。
ある日SBI証券の保有一覧を開いたら、東京海上HDが「1,500株」になっていました。
あれ、私が買ったのは100株のはず……と、一瞬固まりました。
もちろん株式分割です。ただ、株数も、取得単価も、配当の数字も、見た目がいっぺんに変わると、記事の数字と見比べて「どれが本当?」となるんですよね。同じように戸惑った方もいるかもしれないので、一度きちんと確認してみました。
買った理由は、こちらの記事に書いています。→ 東京海上HD(8766)を買った理由(数字は分割前のものです)
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何が起きたのか
会社の開示(2026年8月25日)によると、日程はこうです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分割の比率 | 1株を15株に |
| 基準日 | 2026年9月30日 |
| 効力発生日 | 2026年10月1日 |
| 発行済株式総数 | 約19.3億株 → 約290億株 |
会社は、投資単位を下げて、より多くの人に株を身近に感じてもらうため、と説明しています。
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変わるもの、変わらないもの
ここがいちばん大事なところです。分割って、ピザを15等分に切り直すようなものなんですよね。
切り方が変わっただけで、ピザの大きさは同じです。
| 項目 | 分割で変わる? |
|---|---|
| 持っている株数 | 変わる(15倍) |
| 1株の値段 | 変わる(理屈の上では15分の1) |
| 1株あたりの配当 | 変わる(分割後は15分の1の基準) |
| 投資額・保有の価値 | 変わらない |
| 受け取る配当の総額 | 変わらない(会社の説明) |
つまり、分割したから価値が15倍になるわけではありません。
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私の場合:100株が1,500株に
私の保有は、こう見えるようになりました。
| 分割前(買ったとき) | 分割後 | |
|---|---|---|
| 株数 | 100株 | 1,500株 |
| 取得単価 | 7,000円 | 約467円(7,000÷15) |
| 取得総額 | 約70万円 | 約70万円(同じ) |
2026年10月2日の時点で、SBI証券の保有一覧では現在値が507.4円、損益は+60,600円でした。取得単価が467円に切り替わっているので、買った記事の数字と食い違って見えていただけで、中身は同じです。
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配当は、基準がそろっていないので注意
私が少しややこしいと感じたのが、配当です。
会社の開示では、2027年3月期の配当予想は、次のように書かれています。
| 時期 | 1株あたり | 株数の基準 |
|---|---|---|
| 中間配当 | 122.5円 | 分割前の株数 |
| 期末配当 | 8.17円 | 分割後の株数 |
期末の8.17円は、15倍すると約122.5円。つまり、会社は分割前に換算した年間の配当(約245円)を変えていません。
ただ、中間と期末で株数の基準が違うので、「245円×1,500株」と計算したり、「8.17円が年間の配当」と考えたりしてはいけません。単純に足し算できないんですよね。
私の場合の目安(税引前)を並べると、こうなります。
- 中間配当:分割前の100株 × 122.5円 = 12,250円
- 期末配当:分割後の1,500株 × 8.17円 = 12,255円
どちらも、実際の金額は証券会社への入金で確認するのがいちばん確実です。(上の計算は、会社の予想をもとにした私の目安です)
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株主優待もできました
分割と同時に、株主優待が新しく始まります。
- 100株以上を3年以上続けて持っている株主が対象
- 初回は7,500円相当、翌年以降は毎年2,500円相当の電子マネー等
- 初回の基準日は2027年3月31日
気をつけたいのは、1,500株あっても、すぐには受け取れないことです。
3年以上の継続保有は、同じ株主番号で続けて持っているかで判断されます。会社の説明では、次のような場合は株主番号が変わり、それまでの期間が通算されないことがあります。
- 持ち株を全部売って、あとで買い直した
- 預けている証券会社を変えた
- 一般・特定口座とNISA口座を切り替えた
また、分割前の期間を数えるときは、その時点で100株以上持っていたかで判断されます。細かい条件は、会社のページで確認してください。
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私はどう考えているか
正直に書くと、これまでの経験上、大きな分割は株価を下げるのではないか、という懸念がかなりありました。
ただ、2026年10月2日の時点では、現在値は取得単価の上にあります。とりあえずは、ほっとしています。
もちろん、この先どうなるかはわかりません。分割は会社の価値を変えるものではないので、株価の動きも、私の見方も、ここから先は別の話です。
分割しても、この会社を持つ理由は変わりません。そこは、買った記事に書いたとおりです。
📌 まとめ
- 2026年10月1日に1株→15株の分割。株数は15倍、1株の値段と1株の配当は15分の1の基準に
- 私は100株(7,000円)→1,500株(約467円)。取得総額は同じ
- 配当は中間(分割前の株数)と期末(分割後の株数)で基準が違う。単純に足したり掛けたりしない
- 株主優待が新設。100株以上を3年以上継続保有が条件で、すぐには受け取れない
出典:東京海上ホールディングス「株式分割、株主優待制度の導入、株式分割に伴う定款の一部変更、配当予想の修正および自己株式取得に係る事項の変更に関するお知らせ」(2026年8月25日)、同社IRサイト「株式分割・株主優待」ページ
【免責事項】本記事は私個人の記録であり、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。数値は2026年10月時点で確認できた情報にもとづきます。投資判断は、ご自身の責任でお願いします。

