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入門・体験談

高配当株の銘柄選びの5つの基準【106銘柄保有の実践編】

高配当株を選ぶとき私が実際に使っている5つの基準を公開します。106銘柄を保有してきた経験から「これを外すと後悔する」指標を絞り込みました。

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📋 この記事でわかること

  • 高配当株の銘柄選びで見るべき5つの基準
  • 各指標の具体的な見方・数値の目安
  • 私が実際に選んでいる銘柄の特徴

こんにちは、投資家ケン(このブログについて)です。

ねぇ、これ面白くて——106銘柄以上を保有してきた私が実際に使っている銘柄選びの5つの基準、見てほしいんです。

「スクリーニングって何を見ればいいの?」という方に向けて、私がずっと大事にしている軸をそのままお伝えします。完璧な銘柄を探すというより、この5つを通過するかどうかで絞っていくイメージです。

高配当株選びの5つの基準

基準①:配当利回り3%以上

目安は税引き前3〜5%。ここで一つ気をつけてほしいのが、利回りが7%を超えてくるような銘柄です。

利回りが高くなるのは、分子の配当金が増えたか、分母の株価が下がったかのどちらかです。業績悪化で株価が売られて見た目の利回りが上がっているケースは「罠利回り」と呼ばれることもあって、個人的には慎重に見るようにしています。

基準②:配当性向50%以下

配当性向とは「純利益のうち何%を配当に回しているか」の割合です。

80%を超えてくると、ちょっと心配になります。会社が稼ぎの大半を配当に使っているということは、業績が少し落ちるだけで配当を維持できなくなる可能性がある。50%以下だと、余裕をもって配当を出せている状態です。

基準③:連続増配 or 安定配当10年以上

過去10年以上、配当を減らしていない企業というのは、景気の波を実際に乗り越えてきた実績がある企業です。

「将来も大丈夫」の保証にはなりませんが、少なくともリーマンショック後・コロナ禍でも配当を守り続けてきたという事実は、それだけで一定の信頼感がある寄りで見ています。

基準④:自己資本比率40%以上

これは簡単に言うと「借金の少なさ」です。自己資本比率が低い企業は、景気が悪くなったとき返済を優先して配当をカットしやすい。

40%以上あれば、財務的に余裕がある状態だと個人的には見ています。業種によって水準が違うので、同業他社と比べることも大事です。

基準⑤:業種の分散

高配当株は、金融・通信・インフラに偏りがちです。同じセクターに集中すると、そのセクター全体が崩れたときにダメージが大きくなります。

私のポートフォリオは、金融・通信・インフラ・消費財・素材など複数のセクターに意識的に分散しています。「一社の減配より、一セクターの崩れ」の方が怖いので、そこは特に気をつけています。

私のポートフォリオに多い銘柄タイプ

実際に保有している106銘柄の傾向として、金融(銀行・保険)・通信・インフラ関連が多いです。これらは景気変動に強く、安定した配当を出しやすい業種です。

詳しくはポートフォリオ全公開記事をご覧ください。

📌 この記事のポイント

  • 利回り3〜5%・配当性向50%以下・10年安定配当が基本の3条件
  • 自己資本比率40%以上で財務健全性を確認
  • 業種を分散させてリスクをコントロールする

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。


5つの基準に一番当てはまる実例を見てみる

理屈だけだと分かりにくいので、実際に5つの基準をきれいに満たしている保有銘柄を1つ出します。クレスコ(4674)です。

連続増配は15年。「10年以上」というさっきの目安を軽く超えています。自己資本比率は96%で、「40%以上あれば安心」という水準の倍以上。財務の健全性という意味では、私のポートフォリオの中でも際立った銘柄です。週次で回しているスクリーニングでも、7週連続で総合スコア1位を維持し続けています。

面白いのは、最初に買った時点の配当利回りは3.04%と、「目安は3〜5%」の下限ギリギリだったことです。「利回りが低めでも、増配の実績がここまで強ければ拾う」という判断で、実際に保有株数も200株から300株に増やしてきました。この銘柄を最初に買ったときに何を考えていたかは、別記事「クレスコ(4674)を買った理由」でもう少し詳しく書いているので、気になったら覗いてみてください。

5つの基準は、どれか1つが飛び抜けていれば残りが多少弱くてもいい、という考え方ではありません。むしろ「5つ全部をそこそこ満たしている銘柄は少ない」という前提に立って、複数の条件を同時に満たす銘柄を根気強く探すためのフィルターだと捉えています。クレスコは、その探索の中で実際に見つかった数少ない当たり例です。

逆に言うと、この5つを全部満たす銘柄はそう頻繁には出てきません。だから焦って基準を緩めるより、「今は当てはまる銘柄がないから待つ」という選択も、立派な投資判断のひとつだと思っています。基準は妥協するためではなく、妥協しないために持っておくものです。

配当利回り・配当性向・自己資本比率といった指標の一般的な定義は、日本取引所グループ(JPX)の用語集でも確認できます。

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※最終更新:2026年5月12日