📋 この記事でわかること
- 私が「気に入った企業は300株くらい持てるといい」と考える理由
- 上がったら少し売り、下がったら少し買う「売り上がり・買い増し」というシーソー感覚
- これがナンピン(買値を下げるための買い増し)とは違うという話
- この方法は「長期で持ってもいいと思える企業」でしか使わないという前提
こんにちは、投資家ケンです。
株を買うとき、私は基本的に「気に入った企業なら300株くらい持てるといいな」と考えることがあります。もちろん、すべての銘柄で300株を目指すわけではありません。株価も違いますし、企業への信頼度も違います。
ただ、100株だけ持つよりも、300株くらいある方が投資判断に余白が生まれる。そこに大きな意味があると思っています。
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100株だと「全部売る・全部持つ」の二択になる
100株だけ持っていると、売却の判断はどうしても極端になりがちです。持ち続けるか、全部売るか。基本的にはこの二択です。
ところが300株持っていると、選択肢が増えます。株価が大きく上がったときに100株だけ売る。残り200株は持ち続ける。さらに上がれば、もう100株売ることもできる。これなら「全部売ったあとに、さらに上がってしまった」という後悔も小さくできます。
私はこのように、上昇局面で少しずつ売却していくことを「売り上がり」として考えています。
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上がったら少し売る、下がったら少し買う
株価が上がったとき、「まだ上がるかもしれない」と思えば、全部売るのは難しいものです。逆に「かなり上がったから、一部は利益を確定しておきたい」と思うこともあります。300株あれば、100株だけ売って200株は残す、という選択ができます。
利益を確定しながら、その会社の将来の成長にも引き続き参加できる。私はこの状態が好きです。すべてを白か黒かで決めなくてもいい。投資判断に中間地点を作れるからです。
反対に、株価が下がった場合はどうか。ここでも300株という考え方が役に立ちます。ただし「下がったから買う」ではありません。ここはかなり重要です。
株価が下がったときには、まず、業績は悪化していないか・財務に問題は出ていないか・配当政策は変わっていないか・事業モデルは崩れていないか・自分がその会社を買った理由は残っているか、を確認します。そのうえで「会社自体には問題がない」「単純に市場全体の下落や一時的な要因で安くなっている」と判断できれば、100株追加する。さらに下がっても企業価値に問題がなければ、もう100株追加する。そういう買い増しもできます。
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私の中では「シーソー」のような感覚
私の投資をイメージすると、少しシーソーに近いです。株価が上がる→少し売る。株価が下がる→条件を確認して少し買う。ただし、中心部分は持ち続ける。
| 株価の動き | 保有株数の変化 | 条件 |
|---|---|---|
| 大きく上昇 | 300株→200株(100株売却) | 利益を一部確定・成長にも引き続き参加 |
| さらに上昇 | 200株→100株(100株売却) | 同上 |
| 下落 | 100株→200株(100株買い増し) | 業績・財務・配当政策・事業モデルに問題なしを確認できた場合のみ |
| さらに下落 | 200株→300株(100株買い増し) | 同上(企業価値に問題がないことが前提) |
つまり上では軽くし、下では重くする。そんな感覚です。もちろん、完全に機械的にはやりません。会社の価値が変わっていないことが前提です。それでも「全部売る」「全部買う」という極端な判断よりも、少しずつ調整する方が自分には合っています。
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長期保有と売買は矛盾しない
私は基本的には長期保有を重視しています。株価が下がったから売る、少し上がったからすぐ売る、そういう短期売買を中心にはしていません。ただ、長期保有だからといって一切売買してはいけないとも思っていません。
長期で持つ部分を残しながら、上がりすぎたら少し売る。安くなれば少し買い戻す。これは「ガチホ」と「売買」の中間にある考え方だと思っています。
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300株は「自由度」を持つための株数
私にとって300株は、単に「たくさん持ちたい」という意味ではありません。むしろ選択肢を増やすための株数という意味合いが強いです。
100株では、持つか売るかの二択。300株なら、100株売る・200株残す・100株買い増す・さらに100株増やす、といった調整ができます。その意味では、300株は投資判断の自由度を高める一つの目安です。
ここで一つ大事な補足があります。私は「最終的に300株持てたらいい」と思っていても、最初から300株買うとは限りません。まず100株買う。その後の決算を見る。企業への評価が変わらないか確認する。株価が下がれば買い増す、あるいは十分納得できる価格であれば追加する。そうやって結果的に300株になることもあります。つまり、300株は目標であって、スタート地点とは限りません。
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良い企業だからこそ、この方法が使える
この方法は、どんな会社でもできるわけではありません。企業そのものに不安がある会社では、株価が下がったからといって買い増すのは危険です。むしろ、下落が企業価値の悪化を反映していることもあります。
だから、売り上がりと買い増しのシーソーが成立するのは自分が長期で持ってもいいと思える企業であることが前提です。利益を出す力がある。財務が安定している。事業モデルに納得できる。配当も無理をしていない。そういう企業だからこそ、上がれば少し売り、下がれば少し買う、という選択ができます。
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これはナンピンとは違う
一見すると「下がったら買い増す」のでナンピンと同じように見えるかもしれません。でも、私は少し違うものとして考えています。
ナンピンは「買値を下げること」が目的になりやすい。一方で私がやりたいのは企業価値を確認したうえで、以前より安く買えるなら追加するということです。株価ではなく企業を見る。これを外すと、ただ損失を大きくするだけになる可能性があります。
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一番避けたいのは「全部かゼロか」
投資では、全部買う・全部売るという判断は分かりやすいです。でも、未来が分からない以上、極端な判断が常に正しいとは思っていません。「まだ上がるかもしれない」「もっと下がるかもしれない」、どちらもあり得ます。
だから私は、少し売る・少し買う・少し残す、という形が好きです。投資判断にも、余白があっていいと思っています。
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📌 まとめ
- 100株だと「持つか全部売るか」の二択になりがちだが、300株あれば段階的に調整できる
- 上がったら少し売る(売り上がり)、下がったら条件を確認してから少し買う。中心は持ち続ける「シーソー」感覚
- 下がったからただ買う「ナンピン」ではなく、企業価値に問題がないことを確認したうえでの買い増し
- この方法が使えるのは「長期で持ってもいいと思える企業」だけ。不安がある会社では使わない
- 300株は最初から買う数ではなく、結果的にそこへ近づいていく目安
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本記事は情報提供・個人の記録を目的としており、特定の銘柄・商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資には元本割れを含むリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

