こんにちは、投資家ケンです。
米国の個別株を3つ買って、3つとも手放しました。🐕
損益を見ると、1つは約半分になって、残りの2つはほぼトントン。……でも、数字よりも、気づいたことのほうが大きかったんですよね。
- 私が買って手放した米国個別株3つ(Chipotle・Oklo・UiPath)の、買値・売値・保有期間
- 円安の追い風で小さなプラスに見えても、それは株の実力ではない、という見方
- 自分で調べて決めたわけではなく、「何となく」買った3銘柄を、あとから振り返る難しさ
- 納得して買っていない株は、持ち続けるのが難しいという実感
- 半値になった1銘柄で、あとから困ったこと
手放した3つ。数字だけ並べてみます
私の投資の中心は日本の高配当株です。米国株はETFが中心で、個別株は少額で試した程度でした。
楽天証券の取引履歴を見返して、買った日と売った日を並べてみます。
| 銘柄 | 買い | 売り | 保有期間 |
|---|---|---|---|
| Chipotle(CMG) | 2025/1/6・5株・$60.08 | 2025/11/20・5株・$31.00 | 約10か月 |
| Oklo(OKLO) | 2025/9/18・10株・$91.00 | 2025/11/25・10株・$89.00 | 約2か月 |
| UiPath(PATH) | 2025/5/7・50株・$11.845 | 2026/2/24・50株・$11.28 | 約9か月半 |
買った金額は、どれも数万円〜十数万円。人生が変わる額ではありません。
なぜ買ったのか。正直に言うと、「何となく」でした
買った経緯は、3つそれぞれ違います。人からの紹介や、付き合いがきっかけになったものもあります。
ただ、共通していることがあります。どれも、自分で調べて「これだ」と決めて買ったわけではないんです。決算を読み込んで「これは持ちたい」と思ったのではなく、何となく、少しだけ買った。
日本株の図鑑記事では、「なぜその値段で買ったのか」を毎回書いています。でもこの3つは、同じ問いに答えられなかったんですよね。「何となく」としか言えない。
付き合いで買うこと自体は、悪いことではないと思っています。人との縁で出会う銘柄もありますし。ただ、自分の中に買う理由がないまま買うと、あとから振り返る材料が何も残らない。そのことに、今回の見直しで気づきました。
数万円〜十数万円の少額で区切っていたのは、いま思えば救いでした。
ドルで見ると、こうなる
まず、買値から売値への変化をドル建てで並べます。
Chipotleは、10か月ほどで株価が半分近くになりました。確定した損失は約147ドル(5株分)です。
OkloとUiPathは、ドルで見ると小さなマイナス。ここまでは「小さな損失が2つ、大きな損失が1つ」と読めます。
円で見ると、小さなプラスになった
買った日と売った日の為替を入れて円で見ると、OkloとUiPathは小さなプラスになります。
| 銘柄 | ドル建て | 保有中の為替 | 円ベースの概算 |
|---|---|---|---|
| Oklo | -2.2% | 147.09円 → 156.38円 | 約+4,000円 |
| UiPath | -4.8% | 143.16円 → 154.73円 | 約+1,600円 |
※円ベースは、買付時の円の受渡金額と、売却時のドルの受渡金額に売却時の為替を掛けた概算です。手数料や為替手数料の細かい差は反映していません。
円安の追い風です。株の実力ではありません。「勝った」と書くと、事実とズレるんですよね。
為替の影響が大きいことは、分かっています。ただ、自分ではどうしようもないことなので、よほど大きく動かない限り、普段は考えないようにしています。
半値になった1銘柄で、あとから困ったこと
もうひとつ。Chipotleは約半分になったので、「あとから振り返りたい」銘柄のはずでした。
ところが今回、取引履歴を見直すまで、買った日・買値の記録が私の手元になかったんです。売却の記録だけが残っていて、買いは古い履歴の中でした。
記録が残っていないと、「なぜ半分になったのか」「売る判断は正しかったのか」を、あとから検証できません。
買った理由が自分の中になかったので、記録を残そうという気持ちも薄かったのかもしれません。買ったときの記録は、うまくいった銘柄より、うまくいかなかった銘柄のほうが大事なのかもしれないですね。
この「記録と実際のズレ」については、別の記事にも書いています。投資の記録と口座がズレた話|「期限切れ」のはずが、注文は生きていた
納得していないと、持ち続けるのは難しい
3つを並べて、あらためて思ったことがあります。
納得して買っていない株は、持ち続けることが難しい。
下がったときに「それでも持つ」と言える理由が、自分の中にないんですよね。理由がなければ、持つ根拠も、売る根拠も、あいまいになります。3つとも手放したのは、偶然ではないのかもしれません。
反対に、日本の高配当株は、買った理由を自分の言葉で説明できる銘柄を持っています。何を持ちたいのかについては、株式を持つことの意味|私は、その会社の何を持ちたいのかに書きました。
株価が下がる時間を乗り越えるのは、値動きを見る目より、納得という土台のほうなのかもしれません。待つことの難しさは、長期投資でいちばん難しいのは「待つこと」にも書いています。
少額で試した米国個別株を、振り返るときの見方
| 見る場所 | 分かること |
|---|---|
| 買った日の記録と、買った理由 | あとから「なぜ」を検証できるかどうか |
| 買ったときの納得感 | 下がったときに、持ち続けられるかどうか |
- 米国個別株3つ(Chipotle・Oklo・UiPath)を少額で買い、すべて売却した
- ドル建てでは、Chipotleが約-49%、OkloとUiPathは小さなマイナス
- OkloとUiPathは円安の追い風で、円ベースでは小さなプラスに見える(実力ではなく為替)。為替は自分でどうにもできないので、大きく動かない限り考えない
- 経緯は違っても、3つとも自分で調べて「これだ」と決めた買い物ではなかった。理由が自分の中にないと、振り返る材料が残らない
- 納得して買っていない株は、持ち続けるのが難しい。3つとも手放したのは偶然ではないのかもしれない
- 買ったときの記録と理由は、うまくいかなかった銘柄ほど残しておく
数万円の「試し」でも、数字をきちんと並べてみると、意外と学びが残るんですよね。🐾
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【免責事項】 本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資は自己判断・自己責任で行ってください。

