JT株を5年保有してきた本音を書きます。タバコという業界の問題点も、高配当が続く理由も、含み損の実態も。今も持ち続けている理由を包み隠さず。
📋 この記事でわかること
- JT株の配当実績と利回りの推移
- 5年保有してきた私の本音感想
- JTのリスクと、私が今も持ち続けている理由
こんにちは、投資家ケン(このブログについて)です。
ねぇ、JT(2914)ってどう思います?5年以上保有してきた私の本音を、正直に話しますね。
JTって、高配当株を調べ始めた人なら一度は目にする銘柄だと思います。配当利回りが高くて、安定感もある。でも「たばこ会社だから長期的にどうなの?」っていう不安もよく聞きます。私自身もそれを考えながら5年間持ち続けています。
JT(日本たばこ産業)の基本情報
| 項目 | 数値(2026年時点) |
|---|---|
| 配当利回り | 約5〜6%(市場環境により変動) |
| 1株配当(年) | 194円(2024年実績) |
| 配当性向 | 約75〜80%(やや高め) |
| 連続増配 | 2013〜2019年増配→2020年から横ばい |
保有5年の本音感想
✅ 良かったこと
配当利回りが5〜6%台で安定していて、毎年ちゃんと振り込まれてきます。「高い利回り」と言いながら突然減配——みたいな展開がなかったのは正直ありがたかった。
株価も大きく崩れる局面が少なく、含み損でヒヤヒヤするより、静かに配当を受け取り続けられる感覚です。海外(ロシア・インドネシアなど)への展開が進んでいて、国内の縮小分を補っている構造も、個人的には評価しています。
⚠️ 気になっていること
配当性向が75〜80%というのは、正直「ちょっとギリギリ感あるな」と思っています。利益の大半を配当に回しているので、業績がブレたときに配当を維持できるかが不安なんですよね。
たばこ市場の縮小・喫煙率低下は長期のトレンドとしてはっきりしていて、そこはリスクとして持ち続けています。ESG投資の観点から機関投資家が売りやすい銘柄でもあります。
自分の5つの基準に照らすと、JTはどうなるか
私は新規で銘柄を選ぶとき、①配当利回り3%以上②配当性向50%以下③連続増配・安定配当10年以上④自己資本比率40%以上⑤業種の分散、という5つの基準を軸にしています(詳しくは別記事「高配当株の銘柄選びの5つの基準」に書いています)。せっかくなので、この基準にJT自身を当てはめたら何点なのか、正直にやってみます。
配当利回り3%以上という条件は、余裕でクリアしています。5〜6%あるので、むしろ「利回りが高すぎて逆に怪しくないか」を疑うレベルです。連続増配・安定配当10年以上という条件も、2020年以降は横ばいながら減配していないので、ギリギリ合格ラインです。
問題は配当性向です。50%以下が目安なのに、JTは75〜80%。自分で決めた基準を、自分で持っている銘柄が普通に超えてきています。業種の分散という意味でも、たばこという単一セクターへの集中投資であることに変わりはありません。
つまりJTは、自分の基準で新規に選定したら弾かれていた可能性が高い銘柄です。それでも持ち続けているのは、「基準は絶対のルールではなく、判断のたたき台」だと思っているからです。この5つの基準は主に「新規でどの銘柄を拾うか」を絞り込むためのフィルターであって、「今持っている銘柄をいつ手放すか」の判断には、また別の軸が要ると考えています。
具体的には、配当性向の高さそのものより、「その配当性向を維持できるだけの利益体質が続いているか」の方を見るようにしています。JTの場合は海外事業の拡大でここを補ってきた実績があるので、今のところ様子見という結論です。配当性向の高さは承知の上で、それでも私が持ち続ける理由を——もう少し個人的な部分まで含めて書いた記事もあるので、興味があれば「JT(2914)を持ち続ける理由|元喫煙者の私が「ありがとう」と思う不思議な高配当株」も見てもらえたら嬉しいです。
JTは買うべきか?私の判断
私は今もJT株を保有しています。理由は単純で、「高い配当利回りを安定して出し続けてくれている」という実績があるからです。
ただ、「たばこ会社だから長期的に大丈夫か」という不安は消えていません。これが確信に変わるほどの材料は、私にはまだないです。だから「保有継続するけど、全力で買い増しはしない」という立ち位置です。
「高利回りだから買う」ではなく、リスクを理解した上で、自分のポートフォリオのどこに置くかを考えてもらえたらと思います。これはあくまで私の判断です。
📌 この記事のポイント
- 配当利回り5〜6%で高配当株の中でも上位クラス
- 配当性向が高く(75〜80%)増配余力は少なめ
- たばこ市場縮小・ESGリスクを理解した上で判断を
- 私は「高配当・安定配当」目的で保有継続中
※本記事は個人の保有経験にもとづく情報提供であり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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※最終更新:2026年5月12日

