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投資哲学・体験談

任天堂株で3.4万円を取り戻した節税術

任天堂株で3.4万円の損失を確定させた経緯と節税としての損出しの仕組みを実録で解説します。怖くない理由と、タイミングの考え方も正直に。

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ねぇ、ちょっと見てほしくて。投資家ケン(このブログについて)です。

2026年のゴールデンウィーク前、私は任天堂(7974)の含み損を意図的に確定させました。

「損切りした」と聞くと後ろ向きに聞こえますが、これは損出しという節税戦略の一部です。含み損を確定させることで、今年のほかの売却益・配当金と損益通算でき、約¥34,000の税金が還付される見込みです。

今回は実際の取引数値をすべて公開しながら、損出しと損益通算の仕組みを解説します。

⚠️ 本記事は私個人の取引記録です。特定の銘柄への投資・売却を推奨するものではありません。

この記事でわかること

  • なぜ任天堂(7974)を「損切り」ではなく「損出し」したのか
  • なぜ特定口座で持ち続けているのか(NISAではなく特定口座にした理由)
  • 実際の取引数値と税還付額の計算
  • 買い戻し結果(¥7,447・100株・5/7約定)
  • 損益通算を確定申告でどう使うか

損出しとは?3行でおさらい

損出しとは、含み損のある銘柄をいったん売却して損失を確定させ、その損失を利益や配当金と相殺(損益通算)することで税金を取り戻す戦略です。売った後はすぐに買い戻せるため、銘柄を手放す必要はありません。

詳しい仕組みは → 損出しのやり方を実体験で解説

なぜ任天堂を特定口座で保有しているのか

私の保有株の多くはNISA口座です。しかし任天堂は特定口座(源泉徴収あり)で保有しています。理由はシンプルです。NISA口座では損出しができないからです。

口座種別 損益通算 損出し
特定口座 ✅ できる ✅ できる
NISA口座 ❌ できない ❌ できない

NISAは利益が非課税になる代わりに、損失も「なかったこと」になります。つまり、含み損が出ても他の利益と相殺できません。値動きが大きく、含み損になるリスクがある銘柄は特定口座で保有しておく——これが私の方針です。

実際の取引記録

項目 内容
銘柄 任天堂(7974)
保有数 200株
取得単価 ¥8,440
売却日 2026年5月1日(GW前)
売却単価 ¥7,600
確定損失 ▲¥168,000(¥840 × 200株)
買い戻し 100株 @¥7,447(2026/05/07 09:00 東証・約定済み)
保有縮小 残り100株は買い戻さず → 保有200株→100株に縮小

税還付額の計算

計算項目 数値
確定損失 ▲¥168,000
税率(所得税+住民税) 20.315%
税還付見込み額 約¥34,129

¥168,000 × 20.315% = ¥34,129。これが確定申告(または特定口座の年間精算)で戻ってくる金額の目安です。

買い戻し結果:¥7,447で約定・保有を100株に縮小

GW明け5月7日(水)09:00、東証寄り付きで100株 @¥7,447が約定しました。売却単価¥7,600より¥153安く買い戻せたことで、取得単価が引き下がっています。

なぜ100株だけ買い戻したか

① コンテンツ企業としての強さ:任天堂はハード買い替えサイクルやタイトル発表のタイミングで、これまでも大きく上下するボラティリティの高い銘柄として動いてきました。それでも「マリオ」「ゼルダ」「ポケモン」といった強力なIPを持ち続けている限り、業績が構造的に壊れることはないと見ています。

② 押し目としての買い戻し:今回の下落も、そうした一時的な調整の範囲内と判断しました。企業としてのコンテンツの強さと、中長期の企業方針への信頼をもとに、株価が下がったタイミングを狙って買い戻しています。

売却損失の税務処理:損失は売却時点(5月1日)に全額確定。買い戻しの有無・株数は税還付額に影響しません。

損益通算の全体像:2026年の確定申告で何が起きるか

ケース 手続き
SBI証券のみで完結 確定申告不要(自動精算)
SBI+楽天にまたがる 確定申告で合算
損失が利益を上回る 翌年以降3年間の繰越控除が可能

私の場合、SBI証券(国内株)と楽天証券(米国ETF)の両方で取引しているため、年末に確定申告で損益を合算する予定です。

損出しが効く理由:配当収入があるからこそ

損出しは、配当収入がある投資家だからこそ効果が最大化します。配当金には毎回20.315%の税金が引かれています。

配当金(税引前) 差し引かれる税金
¥10万円 約¥20,315
¥50万円 約¥101,575
¥100万円 約¥203,150

私の場合、年間配当金の目標は税引前で約150万円(税引後120万円)。毎年20万円以上の税金が発生しているわけです。含み損をそのまま抱えるよりも、確定させて配当税を取り戻す——高配当株投資家にとって損出しは、ただの損切りではなく積極的な税金マネジメントです。

今の相場観と今後の方針

2026年5月時点、私の相場観はシンプルです。米国株は指標が割高で、配当利回りや財務で「今買える」と思える銘柄が少ない状況です。日本の半導体株は高水準ですが、トランプ関税・米中摩擦・決算一つで10〜20%動くボラティリティの激しさがあり、ガチホ・配当重視のスタイルとは相性が合いません。

任天堂については、特定口座での保有を100株に縮小した状態で長期保有を継続します。業績の回復が確認できれば、改めて買い増しを検討します。

なぜ200株のうち100株だけ、というサイズにしたか

任天堂は保有株の中でも値動きの荒さが際立つ銘柄です。今回の損出しも「全部手放す」か「一部残す」かでかなり迷いました。結局、配当株としての保有目的そのものを疑っていたわけではなく、あくまで税務上のタイミングの問題だったので、ポジションを半分に圧縮する形に落ち着かせています。業績の回復を確認してから、また買い増しを検討するつもりです。

まとめ:損出しは「損切り」ではなく「節税の技術」

  • 取得¥8,440 → 売却¥7,600(200株)で▲¥168,000の損失を確定
  • 損益通算により約¥34,129の税金が戻る見込み
  • GW明け5/7に100株 @¥7,447で買い戻し完了・残り100株は保有縮小
  • 特定口座で保有していたから実行できた戦略
  • 取引はすべて完結。2027年の確定申告で損益通算し、還付を受ける予定

※本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄への投資・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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